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「むっくりくまさん」遊び、最初に子どもにどう教えよう?実践した指導案も紹介

実践ほいくのコツ、実例集
この記事は約7分で読めます。

保育士がやる手遊びや歌遊び、運動遊びってたくさんありますよね。

その中でもこの記事では、「むっくりくまさん」について指導案付きで紹介しています♪

曲のメロディや振り付けのアレンジは、地域性や先生、保育園ごとなどで微妙に変わってくることが多いです。

例えば『おてらのおしょうさんがかぼちゃの種をまきました♪』

私が北海道にいる頃は、その歌は「芽が出て膨らんで花が咲いたらジャンケンポン!」でした。

今の園では「芽が出て膨らんで花が咲いて枯れちゃって忍法使って空飛んでくるっと回ってジャンケンポン!」です(笑)

エリー先生
エリー先生

また、先生によっては忍法使って空飛んだ後に、新幹線も登場します笑

アレンジしすぎて子どもが付いていけないような感じでなければ、けっこう保育者の自由に出来るんですよ!

そのため実習生や勤め始めたばかりの保育士が戸惑うことが大いにありますが…(^ー^;)

そんな遊びの乳児保育の現場で、ほぼ全国的にメロディも歌詞も遊び方も変わらずに愛されている遊びが『むっくりくまさん』です。

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むっくりくまさんとは?

エリー先生
エリー先生

歩き始めて少し安定した頃(個人差はあれ1歳半頃)から3歳くらいまで楽しめる乳児向けの遊び歌、それが「むっくりくまさん」です!。

むっくりくまさん、どんな遊び?

くま役の大人がしゃがみ、両手で顔を覆い隠します。

その周りを子どもで取り囲んだ状態からスタートします。

エリー先生
エリー先生

『むっくりくまさん、むっくりくまさん、あーなーのーなーかー♪』
『眠っているよ、ぐーぐー、いびきをかいて、むーにゃむにゃー♪』
『目を覚ましたら、目を覚ましたら、食べられちゃうよー♪』

と歌って、歌い終わるや否やというところでくま役は立ち上がり、子どもを追いかけ回します。

追いかけられて、捕まえられるという遊びの楽しさは、「まてまて遊び」で培われていくといっても言い過ぎじゃないくらいです。

この「むっくりくまさん」は、それに

  • 歌をみんなで歌う
  • わくわくしながら、追いかけられるのをじっと待つ

という楽しさも同時に味わうことができるし、走ることで体もしっかり動かせます。

エリー先生
エリー先生

この月例の子どもたちは、全身を使って動き回ることで一気に全身の運動機能が発達するんです♪

子どもが思うように体を動かせるようになるのに役立ちます!なので、夢中になって走り回れるこの遊びは、ほんとに重宝します(^ω^)b

年度の途中、運動会を境に月案の運動の項目を大きく見直す事もあるほど、走り回ることで子どもの身体はぐんと発達します。

思うように体が動くと、子どもはますます体を動かしたくなりますからね。

色んなことにチャレンジできるようになるので、むっくりくまさんは何度もやって楽しませてあげましょう♪

むっくりくまさんの教え方

まずは、むっくりくまさんを教える前に「まてまて遊び」がしっかり楽しめるようになっていると良いですね。

まてまて遊びとは?

1.子どもを少し離れた距離から「まてまてー!」と声をかけながら追いかける
2.ある程度したところで後ろから子どもを捕まえる
3.また解放して追いかける→しばらくおいかけたら捕まえる

というのを繰り返す遊び、です。

エリー先生
エリー先生

まてまて遊びは追われるスリルが楽しく、愛着関係のある大人に後ろからハグされるという安心感も味わえます。

まずはこれができるようになってから、むっくりくまさんを教えてあげましょう!

ルールの説明という難しさを無くし、大人と一度やってみることで覚える

むっくりくまさんを一番最初に子どもに教えるとき、できれば2人保育士がいるとスムーズです。

まだ理解力が十分ではない月例の子どもに

エリー先生
エリー先生

『先生がこうやって、くまさんになってしゃがんでお顔隠しているからね!』

エリー先生
エリー先生

『ここ、ここで止まって!みんなはまわりで歌って…』

なーんて説明をしているうちに、子どもの集中力は切れてしまいます。たいてい…

もちろん、その説明でもできる子どもがいないわけではありません。

ですが、集団保育・ひとつのクラスで動いていますから、うまくできない月例の子ども寄りに進めてあげたほうがスムーズです。

子どもからすると、

子ども
子ども

『先生がしゃがんでる、何しているのかなぁ・・・』
『でも、近づこうとしたら止まって!と言われちゃう』
『先生じゃなくて、クマなの?でも、いつものエリー先生だよー…?』

と少し混乱しちゃいます。

『説明しているときは先生だけれど、ゲームが始まれば先生の役目はくまに変わる』

1~2歳さんには『口だけの説明で全部理解して』というほうが難しいんですよね。

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子どもが「むっくりくまさん」遊びとスムーズに出会うための実践指導案

スムーズに「むっくりくまさん」という遊びと、乳児がファーストアタックできるために昔私が実際にやってみた指導案を紹介しますね。

エリー=子どもと一緒に遊びをやる&教える役(活動のリーダー)
A先生=くま役(活動のサブ)


A先生:先にしゃがんで顔を隠した状態でいる。

A先生:ぐーぐーと寝息のような声を出し寝たふりをする。

エリー:子どもと一緒にA先生のそばにやってくる。

エリー先生
エリー先生

あれ?見てみて!だれかな~、眠っているね?

A先生:ぐーぐー眠ったふりをしながら顔を隠し続ける。
    子どもの呼びかけに反応しない。


子どもの姿:口々にA先生だ、A先生だよという声が上がる。
      つついたり触ったりして、Aを起こそうとする子もいる。

エリー先生
エリー先生

くまさんかなー?じゃあ先生…おうた、歌ってみようかなっ♪

エリー:歌を歌う。(この時点では子どもはこの歌を知らないので、聞かせる感じで。)


子どもの姿:歌を聞く。この歌知らない、など口々に言う姿もある。
      聞きながらも、まだA先生にちょっかいを出し続ける子もいる


※もしA先生へのちょっかいが大きい(叩く、蹴る等)がある場合には、エリーが歌いながらも手で制止する
※事前に少々粗暴な反応が予想される子がいる場合には、もう一人補助の先生を配置すると危険が少なくなる。

エリー先生
エリー先生

♪~目を覚ましたら、目を覚ましたら…♪

A先生
A先生

むにゃ…うーん…

A先生:少しずつ手をよけ、顔を見せ、眠たそうにむにゃむにゃする。


子どもの姿:あっ起きた!等とエリーに報告してくる姿がある。
      見通しの立つ月齢が大きめの子は、次の展開を予想してわくわくする

エリー先生
エリー先生

♪食べられちゃーうーぞ♪

A先生
A先生

まてまてー!===(^▽^)ノ

A先生:歌が終わると同時に、大きく伸びたりがばっと起きたり、あくびをするなど『起きた動作』をして、子どもを追いかける。
    少し追ったらハグをする。クマになりきって食べる真似をしても良い。

エリー:子どもと一緒に逃げ回る。
    低月例の子や怖がる子がいれば、手をつないだり抱っこする。


子どもの姿:キャーっと歓声を上げながら逃げまわり楽しむ。
      自分からつかまろうと、わざとA先生のそばを駆けぬける姿もある。
      怖くなり泣いてしまう子もある。
      たくさん走り回り、追われるスリルとハグの心地よさを味わう。 

これが、私が作成した遊び案です!

何度かやると、顔を隠してしゃがんでいる先生を見るだけでニコニコ近寄ってくるようになります。

そうなれば、保育士一人だけでもスムーズに遊びを進めることができると思います。

もし怖がって泣いてしまったら?

まてまて!という流れに入る前、くまが起きるところで怖がって泣いちゃう子もいます。

そんなときは、無理に追いかけ回したりする「押しつけ」にならないように!

優しく、大丈夫だよと声をかけて、なだめてあげてくださいね。

抱き上げて、「じゃあみんなを追いかけるよ!」と先生と一緒にクマ役をやることで楽しさが見えることもあります。

工夫をして、遊びが嫌いになってしまわないようにしてあげてくださいね。

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