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男性保育士さんの疑問・お悩み大集合!

男性保育士の大事な役割

保育士は、今でも女性優位の職業です。どんなに男女雇用機会均等法が制定されて、法的にはフラットになったとはいえ、まだまだ女性が現場に多いし、男性は少ないです。
それでも、男性保育士には男性保育士にしかない強みがあると思うし、保育の現場における大事な役割があると考えています。

子供を育むのは女性だけではない!

家庭を見てみても、子供が生まれた背景というのは、夫婦、つまり男女がいる環境です。
もちろん、家族環境というのは多様化しているので、単親…シングルマザー・シングルファザー世帯もあるし、祖父母や親戚により養育されているという環境もありますが、ひとまずそれは横に置いておいてください。
基礎基本となる本来の家庭環境というのは、『子供は男親と女親に育てられる』という環境です。
子供が育つとき、最初に肌が触れ合うのは母親です。お腹から出てきて、胸に抱かれて視線を合わせながら母乳を飲む。そして、その母親と子供を外部からしっかりと守り育みを損なわせないのが男性、父親ですよね。
生活のルール、集団のルールを、本番をする前に子供は母親や父親から学びます。
口で伝えられて教わることもあるし、子供が自然と見て覚える事も非常に多いです。
時には失敗し、注意を受けたりすることもあるでしょう。そんな時に、親の片方は日ごろから細々とした忠告を与え、不要に怪我をしたりしないように気を払います。
でも忠告や叱りつけばかりを受けると子供は萎縮しますから、そこでもう一方の親がフォローに回り、子供の心を受け止め、守ります。
育みの場面では、こうして『叱る役割』『甘えさせる役割』が必要になります。同時に『感情的になってでも伝え聞かせる役割』『冷静に子供に考えさせ答えを導かせる役割』も生まれます。
これらは、どちらの要素が優位になってもいけません。バランスがとても大切で、これを保育の現場では今までずっと、女性の保育士、保母さんが全部やってきました。
ただ、生物の特性というのか、女性は叱る場面になると感情的になってしまいやすいものですし、考えさせる前に全部忠告として細かいところまで指示をしてしまうという特性があります。
よく気が回るばっかりに、やりすぎてしまうんです。

保育士になるときに学校で、上記のような「役割」の話をみんな勉強してきたはずなのですが、どうしても感情的に叱りつけたり、子供に考えさせる時間を取らせてあげられない保育が横行してきました。
自分でも覚えがないでしょうか?私は自分が幼稚園児の頃に、担任の先生がとても口やかましかったなぁという記憶があります(笑)

男性保育士がいると、役割を分担しやすくなる

男性は、冷静に話し合いが出来る生き物です。
子供に対しても、過剰に先回りして何から何まで心配して忠告したくなる気持ちを、女性よりもしっかりと抑えることが出来やすいです。
叱るときも、「違うでしょ!!」と大きな声を上げること無く叱ることができます。
低い声というのは無意識に威圧感を感じるので、大きな声を張り上げなくても子供は『叱られている』としっかり認識できるんです。男性保育士は静かに話しながらも子供に『今注意を自分は受けている』としっかり自覚させることが出来ます。
それでも、男性保育士には大切な役割があると思います。
出来ない部分ばかりに目が行ってしまう人は、是非男性保育士だからこそ出来ることを今一度考えてみてくださいね。