保育士が『楽しく長く働く』ためのサイト
男性保育士さんの疑問・お悩み大集合!

男性保育士に乳児保育は難しい

男性保育士で乳児保育の現場にいる人がほとんどいないということに、お気づきの人もいるかもしれませんね。
そうです、赤ちゃんがかわいくて好きな男性には大変申し訳ないのですが、乳児の保育現場では男性はあまり受け入れてもらえません・・・。補助に入ることも多くないですし、複数担任に男性が加わることもほとんどありません。
男性の中には、是非乳児の保育を経験したいという人もあるとは思うんですが・・・
乳児保育を実際にやってきた私が、『何故男性が乳児保育に向かないか?』その理由を説明していきたいと思います。

理由1:どうしても人見知りされやすい

悲しいかな、男性は3歳以下の乳児に非常に人見知りされる確率が高いです。
確率が高いというだけで、『必ず人見知りをされる』ということはありません。男性に対し人見知りするかは子供にもよりますし、むしろ男性に懐きやすく近づいていくという子ももちろんいます。
ですが、クラスというのは5~10名くらいの子供がいるので、確立で言えば大多数の子供にギャーーっと泣かれてしまうと思います。
男性が人見知りをされやすい背景として…

男性に対して免疫が無い・少ない

よっぽどシングル世帯ということでなくても、授乳やお世話、日中の多くの時間を父親よりも母親と過ごすことが赤ちゃんは圧倒的に多いですよね?
なので、赤ちゃんが男性に対して免疫をほとんどもっていないという理由が挙げられます。イクメンは世の中に増えてきたけれど、まだまだ蓋を開けてみればママが一人で頑張っている家庭が多いのが実情です。
父親に対しても人見知りをしてしまうことが多いのに、父親でない成人男性の存在は乳児にとっては異質に感じられてしまい、近づきがたいという説です。

声の低さや表情の固さが怖い

乳幼児はcategory24/entry144.html”>(参照:男性保育士がいることで職場が得るメリット)子育てをしているときには、子供から気がそれてしまうこともあります。
園は保護者に『安定して安心できる養育環境』を提供したいと思っています。
なので、協調性を保つために女性のみで固めるということがあります。

理由3:保護者が子供に男性保育士を近づけたがらない

最近は小さな子供を狙った犯罪が増えていたりして、保護者は若い男性にはまず一歩引いて見てしまいます。
特に、小さい女の子の保護者は、『男性保育士にうちの娘のオムツを替えて欲しくない!大事なところを見られたくない!』という気持ちが非常に強い人も多いです。
こればかりは、どんなにあなたが努力家で優秀な保育士であっても、親ならではの生理的嫌悪感なので難しいです。
同じ理由で、男性保育士はトイレでお尻を拭いてあげる必要が割とよくある年少クラスの担任になることも少ないです。年中、もしくは年長に男性保育士が配置されやすいのはこの為とも言われています。
そして、親が一歩引いてみている相手に対しては子供も敏感に雰囲気を感じ取り、嫌がったり人見知りすることが多いので、悪循環になってしまいます。
3つの大きな理由の中で最初の二つは自分の努力でだいぶ改善されますが、3つめの『保護者の生理的嫌悪感』に関しては、自分や保育園はどうこうできませんから、必然的に保育園も男性保育士を乳児の担当にはあまり据えたがらないという訳なんですね。
ただ、現場で働いていれば、緊急の補助やフリー保育士としての補助業務で乳児クラスに入ることはあります。なので、あまり求められていないからといって乳児保育の勉強をないがしろにはしないで欲しいなぁと個人的には思います。
仕事うんぬんよりも、その知識はいつかお父さんになったときに絶対に活きますからね!