保育士が『楽しく長く働く』ためのサイト
妊娠したら気にしたい7つのこと

自分なりに乗り切る工夫!(つわり編)

育士が妊娠して、まず一番最初にぶち当たる壁が、「つわり」だと思います。程度こそ違えど、約8割の妊婦さんが自覚をする、妊娠初期~中期までに発生する体調不良です。
ドラマ等で、「うっっ・・・」と口を押さえてトイレに駆け込む妊婦さん、というイメージがあるように、皆さんまず心配するのは「職場で吐いてしまうんではないか?」ということだと思います。

実はそこまで心配しなくても大丈夫!

もちろん個人差があるのは頭に入れておいてくださいね。ですが、仕事中というのは自分が思っている以上に気を張っているもので、仕事中はつわりの症状をほとんど感じることがなかったという保育士さんがけっこう多いんです。
だから、周りから「保育士やりながら妊娠気を過ごして、大変だったでしょう?」と声をかけられたときに、「仕事中のほうが身体も楽だったから、積極的に仕事行ったわ笑」なんていう保育士さんもいます。
なので、怖がらずにまずは、職場にいつもどおりに出勤してみてください。アドバイスは本やインターネットなどであふれている時代ですが、つわりの症状は本当に人によって、状況によって変わります。
まずは自分が今どんなタイプのつわりなのか?を知ってから、対策を考えても遅くないですよ。

給食等のニオイがつらいときは、職員配置を工夫してもらおう

保育園は朝から夜まで子どもの生活を再現した福祉施設です。なので、給食を食べたり、おやつを食べたり、施設の中は食べ物のニオイが漂っていることが多いです。
ニオイで気分が悪くなってしまうというつわりを自覚したなら、まずは現場の同僚や上司に相談してみましょう。
気分が悪くなるというのにも程度があって、生唾が沸いてきてしまう、ちょっとめまいがしてしまうという程度の人もいれば、ダメなニオイを鼻がキャッチした瞬間に戻してしまうという人までレベルに差があります。
福祉施設でいきなり吐いてしまうと処理がけっこう大変ですよね・・・。
(たいてい、子どもがおう吐したときも、施設ごとのルールに則って消毒をしたりという処理が必要になってくると思います)
なので、これでは周りの職員にも迷惑がかかってしまうので上司も対応してくれると思います。具体的には・・・
1:耐え難いニオイが充満する時間帯や空間を、他の保育士・職員に変わってもらう
2:自分が食事を摂るときにも急に具合が悪くなっても大丈夫なように、昼食を子どもと別室で摂る
などです。
鼻をつまんで給食の配膳をするワケにも行きませんし、その状態でしたらおそらく苦手なニオイを発するものを見ただけでもムカムカしてくる可能性もあります。
保育園でしたら職員の全員が同じ作業に出払っているということはまず無いと思うので、職員の配置換えをお願いしてみてください。
例えば、給食の時間が始まったら、職員室で書類整理をしている職員と交代して、自分はニオイが届きにくい職員室の作業を進めるなど。上司の采配だけでなく、現場の協力も必要なので、配慮を当たり前と思わずきちんと感謝を示しましょうね!
また2の項目ですが、保育園でフルタイムで働いていると、昼食を摂ることもあると思います。乳児クラスでは、子どもの介助をしながら自分も同じ保育室で早食い状態で給食を食べることが多いですし、幼児クラスでは大人が食べる様子を見せるというのも食育の一環なので、やはり一緒に食べることが多いです。
でも、介助をしている最中に具合が悪くなって急にその場から離れることになると、現場の保育士が困ってしまいます。
特に乳児クラスは子どもの数に厳密に併せて職員を配置していることが多いので、一人欠けるとクラス運営が回らなくなる可能性があります。また、つわりでは特定の食材が食べられなくなってくることがあります。
この食材が食べられない(白飯、魚など・・・)という時に、残したくても、子どもの手前残すことが出来ないのは非常につらいです。それをガマンして食べて、吐いてしまうという事だってあります。
なので、上司に相談をして、自分が給食を食べるときには職員のみの休憩室で一人でとらせてもうらうなどの配慮をお願いしてみてください。
私は徐々に食べられるものが変わったり減ったりしていったときに、園長先生のお願いして、自分の休憩時間に休憩室で食事を取れるように配慮をしてもらいました。急がずにゆっくり食事が出来て、気分も大きく崩れることなく本当に助かりました。

たべづわりには、小さな食べ物をいくつか常備!

空腹になると気分が悪くなる「食べつわり」の症状が出た人は、休憩時間や、保育室から離れてトイレに行くときなどのちょっとした時間に、パッと口に淹れて食べられるようなものをカバンに常備しておくと良いでしょう。
食べられるもの、食べたいものは人それぞれですが、その中でも「比較的食べやすく、カバンに常備しやすいもの」を紹介します。

小さめのゆかりおにぎり

まともな大きさのおにぎりでは、すばやく食べることが出来ませんので、普通のサイズの半分か3分の1サイズの大きさで、おにぎりを作って持っていってみてください。
塩むすびでも良いですが、オススメは梅・もしくはゆかりの混ぜ込みおにぎりです。梅の酸味が気分をすっきりさせてくれた!という妊婦さんは案外多いものです。

小袋のクッキーなどのお菓子

つわりの時の大原則は「食べられるものを食べられるだけ」ですよね?この時期はあまりカロリー等は気にせずに、食べられそうなものを探してみたください。
スーパー等で売っているクッキーのバラエティーパック等は、小包装になっているので持ち運びもしやすいですよ。

小さめの菓子パン

4~5個入りのミニあんパンやクリームパンなどは、一つ一つがミニサイズでパッと食べることが出来るので便利です。子どもも食べられるようなシンプルなバタースティックパンなども食べやすいですね。
お腹にそれなりに溜まりますし、程よい甘みがホッとさせてくれます。

プチトマトをタッパーに入れて・・・

甘みと酸味があって、水分もあるプチトマトは、実はつわりの最中に食べやすかった!と答える妊婦さんがとても多い食べ物のひとつです。家からヘタを取って洗った状態のプチトマトをタッパーに詰めてカバンに入れておくのも悪くないですね。気分転換にもオススメです。
ただ、お腹にある程度たまらないと気持ち悪さから解放されない!というタイプの妊婦さんだったら、上記のおにぎりやパン、重たいクッキー等のほうが向いているかもしれません。

余裕があるならカロリーを気にしてみて!

どうしても、このしょっぱいコレしか食べられなくて・・・
どうしてもこの高カロリーのお菓子しか口に出来なくて・・・
そういう場合には、それでかまわないと思います。つわりの大原則は、「食べれるものを、食べれるときに、食べたいだけ食べる」ということなので。
ですが、もし「コレとコレは食べられないけど、アレとソレは食べられる」という感じで、まだいくつか食べられるものを選べる場合でしたら、「ちょこちょこ食べ」のお供には、出来るだけカロリーが低いものを選んでください。
クッキーでも良いけれど、プチゼリーも食べられる。
ツナマヨおにぎりでも良いけれど、梅おにぎりも食べられる。
そういうときには、カロリーの低いほうを!
なぜかというと、つわりが治まった後の妊娠期の大部分は、今度は体重や食欲との戦いになってきます。極端に言えば、どうやって食べ物を野菜中心でヘルシーに工夫しても体重がぐんぐん増えすぎてしまうこともあります。
なので、可能ならこの時期だけでも低カロリーを意識して、のちのち体重増加を見越しておいたほうがラクです。

どうしても辛ければ、お休みも視野に入れて

個人差があるので、どうやって工夫しても身動きが取れないほどに気持ちが悪いということもあります。こういうときはもう諦めてお休みしてしまいましょう。職場にかかる迷惑がゼロではありませんが、無理して職場に出てきて、吐いて休憩室で寝込んで早退・・・という状況よりは迷惑がかかりません。
事前に前日にでもあなたがお休みを申請して、シフト上からいないとなれば、それにあわせた現場配置をできます。ギリギリになってしまい朝に欠勤の電話をしたとしても、朝のうちならまだ現場がどうにか人をやりくり出来ると思います。
でも今日の夕方まで出勤の予定だったあなたが、途中で抜けてしまう、という状況が一番現場は大変です。
もちろん、自分の身体だってしんどいですので、休むことに罪悪感を感じるのではなく、割り切って考えてしまいましょう。
現場の保育士は奔走するので、「迷惑がかかって申し訳ない」という気持ちは、もちろん持っていたほうが良いです。でも、あまりそればかりにとらわれて無理をしてしまうとかえって迷惑をかけてしまったり、最悪お腹の赤ちゃんにもしものことがあってもいけません。
初期に心配される「切迫流産」は、体力的なムリをしすぎたときにも起きる可能性が上がりますが、精神的にムリを溜め込んでしまっても起こる可能性があるからです。
お仕事も大事ですし、現場の保育士との協調性・チームワークも大事です。でも、あなたの体調やお腹の赤ちゃんを守れるのはあなただけです。そこだけは忘れないようにしてくださいね。