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実践ほいくのコツ、実例集

爪切りの考え方、保育士的には?

子どもの爪って、小さいですよね。
そして、思ったよりも早く伸び、大人に比べてとても薄いです。
なに言いたいかというと、日頃から気を付けて見ていく必要があるんです、園児の手や足の爪!

薄くて小さい爪の「危険」

小さいのは、体も小さいから当たり前なんですが、子どもの爪を大人と比べたときに決定的に違うのは、その薄さです。
実はこの薄い爪が、子ども自身や他児を傷付ける凶器になってしまうのです。少し伸びてて、ちょっと欠けて鋭くなっていたら、しゅっと掠めただけで切り傷を作ってしまうこともあります。
そしてなんといっても小さいため忙しい保護者がつい後回しにしがちな部分なのです。
爪を切られている間、おとなしくしているとも限りません。
動き回り、ときに泣いて騒ぐ子どもの爪切りはついつい家庭でもほっとかれがちです。保育園児の保護者はお仕事で忙しい家庭がほとんどですからね…。

放置によりさらに危険が増す!

また伸びた爪の放置により、爪が割れて、深爪部分まで裂けてしまうこともあります。
子どもも、こうなるとつい気にしていじり、爪はますますギザギザになっていきます。
割れて、出血して、爪の先がぷらぷらとしていれば、かなりの苦痛を与えてしまいます。

保育園では切らないの?

子どもの爪を整えるのは原則的に家でするものです。
動き回る乳幼児では深爪の危険もあるため、保育士は進んで爪切りをし爪を整えてあげようとはしないものです。
下を向いて集中している間、他の子の保育もおろそかにできませんしね…
ですが、状況により、安全を優先して爪を切ってあげることがあります。

保育士が爪を切ってあげる場合・場面とは?

それは

子どもが爪をいじり少しちぎれて鋭くなってしまった場合
裂けそうな場合や裂けてしまった場合

などです。
その爪により、本人と他児の身体を傷付ける恐れがある場合は、深爪にならないよう多目に余裕を持って爪を切り絆創膏でカバーリングします。
裂けてしまい、出血した場合も、子どもが痛くないようにギリギリで裂けた部分を切除して絆創膏で覆います。
そして、お迎えの際に「爪が伸びていて裂けたので、ある程度まで切って絆創膏でカバーリングをしています」と説明をします。

ちなみに伸びて割れそうだけど鋭くない場合は、カバーリングのみで済ませることが多いです。
処置のあと、子どもがいじって爪の状況や傷が悪化しないよう見守ることも大切ですよ♪