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実践ほいくのコツ、実例集

絵が上手いとやっぱり人気者!

「ねぇ、アンパンマン描いてー!」
「お姫様描いてー!」
私は昔から絵が好きで、よく絵を描いていました。
好きなものですから、高校の頃も美術部に所属していたり、実兄がプロ並みにイラストが上手かったので、イラストのような絵も描いていました。
特に、保育士を志していたから小さいころから練習をしていたようなものではありませんが、実体験として「絵が上手く書けると、確実に子どもにモテます」!
ただ、たんに画力が高ければ子どもにウケるわけではありませんでした。

画力よりも、子どもが受け入れやすい絵がいい

1:パッと見て、なにを描いたかか解るイラスト


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犬とすぐわかる!

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犬?うさぎ…?



私はよく、子どもに「動物園の動物なら、なんでも描けるよ」と言い、リクエストを受け付けます。
動物の絵は、すごくリアルという訳ではないですが、デフォルメ(簡素化)はしすぎず、例えば馬であれば、胸の筋肉や足の節は本物に忠実に描いています。
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これは、「子どもは素直に見たままを記憶している」と思うからです。
女子高生が好みそうなアニメ的な可愛いイラストにしすぎると、小さな子どもにとっては「これはなんだかわからない・・・」となることもあります。
あ、もちろんオトナな画力に任せてリアルに描きすぎれば、怖く感じられてしまいます(笑)
なので、優しくソフトに、でもその描くモチーフの特徴は、しっかりと描いています。

2:崩れすぎていない定番のキャラクター(アンパンマン・ミッキー等)

アンパンマン・ミッキー・ピカチュウなどの定番のキャラはは、あんまり個性的に描くと、大人同士では「上手」と受け取られるようなイラストも、子どもには「ヘタクソ!」と言われることがあります(笑)
子どもは、見たまんまを記憶していますので、固有のキャラクターなどは出来るだけ原作に忠実に描いてあげたほうが喜ばれます。

3:オリジナルの女の子・お姫様がいろんなパターンで描ける

年中・年長さんになると、特に女の子はお姫様やアイドルへの憧れが強くなっていきます。
なのでその年頃の女の子からは「女の子描いて!」というリクエストがとてつもなく多くなりますね。
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ここでは、デフォルト強めの女の子の絵がとてもウケます。

例:プリキュアやアイカツ系、ポケモンや妖怪ウォッチ風・・・

そして、子どもに、どんな絵にしたいか、私は聞きながら描いています。

髪の毛、長いのがいい?短いのがいい?
結ぶ?結ぶなら一つ?二つ?
前髪は、真っ直ぐにしようか、斜めに分けようか?まっすぐの髪の毛にする?ふわふわの髪にする?
服はどうしようか?○○ちゃんの今日着ている服にしようか?
スカートは長い?短い?リボンとかは付ける?
何してる所を描こうか、お稽古に行くところかな、ライブやってるところかな?
絵本を読んでいるところにする?
アイドルを描く?お姫様?それとも大きくなった○○ちゃん?魔女の女の子?お花の妖精?

等など・・・
私がボールペンやサインペンで描いたその絵を、子どもたちはぬり絵にして思い思いの色を付け、楽しんでいます。
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この絵は、年長児から「おやゆび姫」を描いて!とリクエストされて私が書いたものです。その絵に、その子が上手に色鉛筆で色を塗り見せてくれました。
彩色が本当に素敵で、思わずその子のお迎え時に子供本人とママにに許可を得て絵を写真に撮ってしまいました(笑)
自分で言うのもなんですが、絵がかけると本当に子どもにモテます。
ぜひ、自分の強みにしてみてください♪

絵が上手くない、どうやって練習したらいいの?

私は元々絵を描く環境にあったため、そんなに悩んだことがないのですが、やっぱり人には得手不得手があるものです。
ただ、大人が見た時の画力の高さ=子どもにウケる絵の上手さでは必ずしもありません。
何が書いてあるかが、伝わりやすい絵が一番いいと思います。それをトレーニングする方法として
「絵しりとり(イラストしりとり)」


をオススメします。
これは、私が専門学校時代に、クラスメイトと休み時間(と、時々授業中に…^^;)やっていたものです。紙に、絵を描いて文字は一切書かずにしりとりをするというものです。
これをやっていると
「これは何か」を伝える力が飛躍的に上手くなります。
一人で絵を練習しても、画力は上達するかもしれません。でも人に「これが何か」を伝える力というのは、人に実際に見せないとなかなか自分だけでは理解しにくいかもしれません。
「絵しりとり」は、しりとりなので、人にいかにわかりやすく伝わるように描けるかが勝負です。
わかりにくければ「これ何?わからないよ!」と友達からバンバン言われるので、自分の絵がいかに人に伝わりにくいかがわかります(笑)
少なくとも、テレビのバラエティーで時々見かける「画伯」状態から脱することができます。
学生さんはぜひ、学校でお互いの技術力の向上として実践してみて欲しいと思います。