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グレーゾーン(軽度発達障害・知的障害)の子どもが増えている?その理由を解説!

実践ほいくのコツ、実例集
この記事は約4分で読めます。

保育園には、加配(かはい)が必要な、療育手帳を保有している子どもも通園しています。

そんな中でも、療育手帳は持っていないけれど、明らかに他児に比べ身体的、精神的、発育的など何かかしらの要素で発育が年齢標準より低い子供たちがいます。

小学校に通うようになれば、知能指数(IQ)をチェックするテストを受けることもあるかもしれません。

でも保育園児の年齢ですと、テストするにも精神性や問題の理解力がまだ成長していないので、全体でそれを調べる機会はないんです。

もしかしたら、前述した子ども達は、知能指数は障がい者と認定されるかされないかのギリギリのところにいるのかもしれません。

そういった「健常児と障がい児の境目辺り」の子は、グレーゾーンと呼ばれることがあります。

また、もうひとつ、知的指数以外にも「グレーゾーン」に含まれる例があります

それは、
何らかの障がいの特徴が顕著に現れていたり、日常に何らかの支障が出ているにもかかわらず病院で診断を受けていない。

そんなケースの子ども達です。

この例では、正式には加配保育士をつけることができません。

保護者が子どもの発育の遅れや知的な遅れを認めたがらないケースはけっこう多いんですよね。

加配保育士を付けられる条件は、
療育手帳があり、医師の診断のもと、障がい認定がある子どもだけなんです。

ですが、たくさんの子どもを保育してきている保育園側・保育士自身は、日頃の子どもの様子を見ていると「…この子は、グレーゾーンだろうな」とじきにわかるもの。

そして、正式な加配という形ではないけれどクラスの生活がスムーズに回るように、補助の人員をつけてなんとか対応していることが多いんですよね。

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どうしてグレーゾーンの子どもが増えているの?

実は、近年になって急に増えたというわけでは無いんです。

例えばADHDやADD、軽度自閉症、軽度の知的障害などは見逃れていました。

わんぱくな子、おっとりした子、こだわりの強い子、そんな風に『ちょっと個性的』って思われていたんですよね。

最近は研究も進み、新たに病名ができたり障がいの認定の基準ができたりして、中度・重度まではいかない子どもにもグレーゾーンという枠ができただけの話なんです。

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今まで見たことのあるグレーゾーンの子どもの例

  • 集団で行動すると、必ずと他の子を押しのけたり殴ったりして情緒が不安定。
  • 奇声をあげて担任に殴りかかってくる。
  • 4歳になるがおむつがとれず、おむつが濡れた事も大人に知らせない(濡れて気持ち悪いというシモの感覚がまだ掴めていない)
  • 同じ年齢の子には理解して行動できる担任の指示や日々の生活の流れがわからず、うろうろと廊下や屋外に出ようとする。
  • 生活の流れがその子だけ「非常」にゆっくり流れている(他児の様子を見て焦ることが全くない・周りの状況が見えていない)
  • ケンカなどのトラブルがあったあと興奮状態が続き、立て続けにそばを通りかかっただけの子などに噛み付いたり、馬乗りになって殴りかかり、自分の気持ちのざわつきを抑えられない

などです。

子どもに個性があるように、同じADHDや自閉症などにも個性があります。

障がい共通の特徴はあれど、同じアプローチで全員にすんなりとうまくいくことはなかなかありません。

障がいの知識を少しでも持つようにし、その子その子に適したアプローチや働きかけを常に考えることが必要になってきます。

家庭と保育園の2本柱が必要!なのに・・・

本来、子どもに発達の問題があったり、そこまででなくても、例えば

「就寝時間が遅くなりがちで困っている」
「家でも内気すぎて・・・」

などの発育の上でちょっと困ったことなどは、保育園側と家庭の両方から同じ方向性で子どもにアプローチして、より良い方向に持っていくのが理想!

でも、グレーゾーンの子ども達の親は、自分の子どもが人と違うことや、同年代・同月齢に比べ発達が遅いなどを絶対に認めたがらない場合が多いです。

なので、家庭での協力はまず絶望的…

ここがグレーゾーンの子どもの難しいところですね。

まぁ難しいといえど、なんとかしなくてはなりません(笑)

最低限、しなくてはならないことをする

グレーゾーンの子どもたちを、どれだけ将来社会に順応できるところまで引っ張りあげられるかは大人の積極的なリード次第です。

他の子と同じ発育のスピード・レベルで見るのはNG、その子だけのプロセスをじっくり見てあげます。

  • 良いことと悪い事、基本的な生活の流れなどを根気よく教える
  • 他の子にケガをさせたり事故がないように、常に配慮を考える

ゆっくりでもいいと、子どもの発達を保育士がよく認め、よく褒めていきましょう。

それと、後者の具体的な例ですが

  • 生活の切り替え(着替えや手洗いなど子どもが散らばる場面)の時にきちんと目で追い、他の子とのトラブルになりそうな状況を作らないようにする
  • または、それを補助保育士にお願いして、連携する

などです。

保育士の人員がどうしても少ない早朝保育の時や、延長保育の時には、他害などでの事故には特に注意が必要です。

担任と延長保育士とでしっかり連携をとり、日中の状況や、どんなときにどんなトラブルが起こりやすいかをしっかり申し送りしておきましょう。

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