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長く働きやすくなるコツ

共有スペースで気になったことは報告しよう

保育園は、たくさんの人が働く職場ですから、職員が譲り合って使う「共有スペース」がたくさんあります。譲り合って使っているからこそ、誰か一人が自分勝手な使い方をすると皆に迷惑がかかってしまいます。
もしくは反対に、皆が放置しているからこそ起こってくる問題もあります。

例:職員更衣室にある冷蔵庫

職員の更衣室の奥に、園の冷蔵庫があったとします。
家庭にもあるような、大型のものです。その中には、来客用のコーヒーのポーションミルクや、
子どもの発熱時に使う「冷えピタ」脱水症状の時に使う「OSワン」備蓄水
特定の子どもの保護者から預かった「アレルギー用の緊急薬」(エピペンや、その他の薬)
冷凍庫には、打撲時などに使う凍らせた保冷剤やお熱の時の氷枕、
はたまた差し入れで頂いたアイスキャンディーなんかも入っています。
あるとき、冷蔵庫に誰のものかわからないタッパー容器が入っていました。名前も書いていないので、誰も触れず、そのままにしておきました。みんながすっかりその存在を忘れて、数ヶ月後の年の瀬。保育園は大掃除で大わらわ。冷蔵庫の中も大掃除したのですが・・・
まだそのタッパーが入っていたのです。何やら、中は非常に危ないことになっています…取り出してみると、惣菜のようなものでした。しかしすっかりカビが生え、非常に不衛生な状態で・・・
よく見ると、冷蔵庫の他の部分にも、同じ色のカビが生え始めていました。

みんなが「見て見ぬふり」をしてしまったおかげで、この冷蔵庫は半日以上かけて全て中身を消毒し乾燥させるという、大騒動になりました。
子どもの安全を守るための保冷剤や冷えピタもこの間、使えません。
そして、保護者から預かった子どものアレルギーの緊急薬も、外装にカビがついてしまったために保護者に新しいものを用意し直してもらうように負担をかけることになってしまいました。
共有スペースは、誰がそういった管理をするかを話し合い決めておかないと、みんなが管理すら譲り合ったまま、みんなが放置してしまうということがよく起こります。
もし、上記の例のように、「共有スペースに誰のものかわからないものがずっと置いてある」時や、「共有スペースの物品が破損している」といった場合には、気づいた人がすぐに報告をするようにしてください。気持ちよく、使えるようにみんなが気を配る意識を持っているようにしてくださいね。