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実践ほいくのコツ、実例集

毛虫・スズメバチを見つけたら?刺されたら?保育士のベスト行動はこれ!

保育園の環境を例に挙げ、「虫」についての話を紹介します。

保育園といえば、季節を問わず換気などのため窓を開けていたりするので、虫が出やすい環境です。

園庭にも木や花壇、畑があったり、虫が多い環境ですよね。園児も虫とのふれあいは楽しいですが、あぶない虫もいるので気をつけなくちゃなりません。

エリー

触れると害がある毛虫や毒虫などの害虫対策を紹介しますね!

毛虫の場合

トップにでかでかと画像を置いて、苦手な人はごめんなさい(^^;)私も苦手です…(笑)

桜の木やコケモモなどの果樹には、毛虫が付きやすいです。多くは葉っぱの裏についているので、葉っぱに体や物が触れないように気を付けてください。

あと風が強い日には毛虫が降ってくることも…(あー怖い!!

保育園でできる対策は?

        

  • 見つけても触らない・近づかないように子どもに教えておく
  • 見かけたら保育士に伝えるように子どもに教えておく
  • 定期的に剪定をする・毎年出るなら駆除業者を依頼したり、薬をまいておく

子どもがまずは『仲良くできない虫もいる』と知っておくことが大事です汗

じゃないと、男の子なんかはどんどんつかみに行っちゃいますから…

また、他の虫と違ってこれやこれはアブナイんだよ!を共通認識にして、見かけたらすぐに教えてもらえるようにしておくといいです。

そして葉が茂りすぎると見つけにくくなるので、あんまり葉っぱが増えて子どもの手や体が触れられるほどになったら、剪定をしたほうが良いです。

毛虫に刺されたらどうする?

種類にもよりますが、ぜんぜん大したことのないやつもいれば、ふれた瞬間からぶわーっとじんましんになるような強力な毒を持つ毛虫もいます。

刺されたときに、保育園でできる対処は?

  • 子どもに掻かせない(広がるのを防ぐため)
  • セロテープで針を針を取り除く(目視できるものはピンセットで)
  • 流水や保冷剤で冷やす

です。

毒性の強いドクガや、松の木についているマツカレハ、刺されると電気が走ったくらいに激痛のイラガ

初夏~秋の入り口頃までは、保育者も注意が必要です。

参考:http://www.hifunokoto.jp/solution/209

症状が落ち着かなかったら、保護者に連絡してお迎えに来てもらい、病院へ行ってもらいましょう。

エリー

ステロイドの塗り薬を使って治療しますが、2~3週間近く酷く痒いことも…。

園長先生

できれば起こってほしくないものですね…

ハチの場合

お花があるとどうしても出てくるのがハチ!

暑い時期などは、ミツバチだけでなくスズメバチが来ることもあります。お部屋の中に迷い込んできてしまう事もあるので、油断できません。

保育園ができる対策は?

  • 網戸や窓の近くに防虫を施す
  • 各保育室に殺虫剤を常備しておく
  • ハチが来たら身をかがめて動かない、手で払わないなど子どもに教えておく
  • ハエタタキや丸めた新聞紙などで弱らせる
  • 環境的に殺虫スプレーが使用OKなら使用する(使ったあと換気はしっかり!)

子どもがいるお部屋であまり殺虫剤は使いたくはありませんが、スズメバチは刺されれば命の危険もありますので、使い方に気を付けて常備しておくと安心です。

もしハチに刺されたら?

  • 何度も刺されないためにその場から離れる
  • 刺された箇所に43~44度くらいのお湯をかけるか、温める(熱でハチ毒が分解されて痛みが和らぐ)
  • 部分的な痛みであれば応急処置をして後から病院へ
  • アレルギー性の全身症状(アナフィラキシーショック)が起こっているなら救急車!

アナフィラキシーショックは、刺されて15分以内に症状が出てきます。

アナフィラキシーショックの症状って?

  • 意識がもうろう
  • めまい
  • 全身にじんましん
  • 吐き気・吐く
  • 寒気
  • 呼吸困難
エリー

1秒を争う事態なので、迷わず救急車を呼んでくださいね…!

アナフィラキシーショックはアレルギー科そうでないなら内科や皮膚科へ受診すればOKです。

腫れ具合や子どもの訴えの状況を見ながら、保護者に連絡するかを決めると良いですね。

実際に毛虫を見つけたときの話

これは私の経験談なのですが・・・当番制となっているベランダの掃き掃除をしていた時のことです。

掃除を終え、ふと園の壁面に目をやると、毛虫が引っ付いているのに気がつきました。

虫が大の苦手な私、げげっと思いながらほうきで毛虫を壁から叩き落とそうとすると…

視線を引くと、なんと壁面にびっちり、あちこちに毛虫が引っ付いていました。

どれも同じ種類のようで、わさわさ元気に動いています(T口T)いやぁぁ…

毒があるかないかはこの時点ではわかりませんが、ひとまず園長に報告。

すると、刺されると有毒なイラガの幼虫だとわかり、手の空いている職員総出で、手袋とビニール袋、割り箸で駆除をしました。

まだ幼虫は小さく、孵化したばかりだったようで、子どもへの被害もありませんでした。

ベランダだったので、もっと幼虫が大きくなってくればポトポト下に落ちてきて、子どもが刺されたら…一大事でした。

保育園の植木に多い柿や桜、クスノキは毛虫が発生しやすいのだそうです。

もし一匹の小さな毛虫だったとして、虫が苦手でなくその場で駆除できたとしても「こんな場所にこんな毛虫等々がいて、駆除しました」という報告は、かならず園長や上司にするようにしてください。

例えば毛虫は、どこからか這ってくることもありますが、卵から孵化してその場所にいることの方が多いですから、まだたくさん見つかる可能性もあるからです。

イラガのほかに、チャドクガという蛾もいますが、こちらはハチのようにアナフィラキシーを起こすほどの強い毒を持っています。

エリー

とてもやっかいで、幼虫、卵、さなぎに成虫、全てに強い毒があるんです…!

もしあなたが毛虫や蛾の卵やさなぎを見つけたら、迷わず園長や上長に報告し、一斉駆除できるようにしてほしいです。

早め早めに対処し、子どもや職員に被害が出ないよう、これからの時期気をつけてくださいね。

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